可愛くないから旅に出た。

ねむりひめのひとりごと。

私の専任歯科衛生士さんが寿退社する件について。

 

どうも。12年間、同じ虫歯を育ててます、ひめです。

育成ゲームは得意な方でございます。

 

ちなみに、育ててる虫歯、大きさがほぼ変わらずで毎回褒められます。うれしい。

 

なんだなんだでそろそろ人生の半分をこの虫歯と過ごします。やばいね。よろしくね。

 

少し前の定期検査のこと。

わたしの専任だった歯科衛生士さんが結婚を機に旦那さんの仕事の関係で退職します、と報告があった。

育ててる虫歯を見つけてくださった方でもあるので、なんだかんだで10年以上の付き合いである。

歯科衛生士の平均勤務年数は分からないが、ずいぶん長い間お世話になった気がする。

 

口の中がストレスで荒れた時の定期検査では、話を聞いてくれた。

進路や就活の相談にものってくれたし、恋の話もした。

年二回、1時間ほどの付き合いだったのに、思い出が山ほどある。

お礼してもしきれない。

「次の担当にもきちんと伝えておきますので」と最後まで丁寧であった。

 

同じ歯科に通ってる友達によると、そんなことを言われたことはないらしい。

(ちなみに、友達は5年で担当が三回変わったらしい)

 

そして、先日。

親知らずを抜く予約のついでに担当の歯科衛生士さんにささやかなプレゼントを渡した。

本当にささやか、というかあまり高かったりしても迷惑かな?と思い、ハンドクリームにした。

使ってもらえるか微妙だが、気持ちだけでもと思ったからだ。

 

「え、いいの?ありがとう。」とニコニコ受け取っていただけた。

小さな頃から年上のお姉さん的存在でわたしの歯と向き合ってくださった。

専任歯科衛生士さんとわたしの最後はたぶん、親知らず抜く時だと思う。

もう少しだけ、よろしくお願いします。